2011年5月9日月曜日

「神と紙の郷」春祭り

越前市商工会の本所がある越前市粟田部町に近い岡本地区では、伝統工芸「越前和紙」が有名ですが、ご存知でしょうか?
1,500年前にこの地に紙すきを伝えたとされる紙祖神「川上御前」をまつる例大祭がGWに開催されました。

まずは3日に紙祖神を奥の院から本殿・拝殿に迎え、4日に地元のこどもたちによる神能舞と神神楽の奉納や、湯立て神事などが営まれました。

川上御前を演じ、紙すきを伝授する一連の所作を再現しているところです


このあと下に構えている男子児童が紙すき唄に合わせて紙すき技を演じました。

とても厳かな神事でした(^^ゞ

また翌5日には、地域の男衆が紙祖神のご神体を乗せたみこしを担ぎ、地域内の神社や
和紙の里通りなどを勇壮に練り歩きました。


とても迫力があって、県外からこれを見に来られる方もいらっしゃるそうです。

夜には紙祖神を奥の院へお送りする「お上り」で幕を閉じました。
幽玄にしてすさまじい迫力・・・全国でも稀なお祭りです。


3日から5日にかけては、和紙の里通りでさまざまなイベントが行われ、大変賑わっていました。


和紙の大掘り出し市!!

さまざまな種類の和紙が一挙大放出されていて、日頃買えない和紙が手に入るということで毎年大人気だそうです。

来年もぜひ見に行きたいですね。